初めてレコーディングされる方へ
レコーディングをするには?
事前にエンジニアとミーティングを行い、録音する曲数、日程、スケジュールを決定します。
何曲とるのか?
録音の方法によって、一日で録れる曲数が決まってきます。以下の録音方法を参考にしてください。
録音方法
- 一発録音
- スタジオ練習と同じように、メンバー全員で同時に演奏して録音するやり方。
- ギターのダビング、ギターソロ、ボーカルは後からでも録音できます。
- 一発録音とはいえ、各楽器をセパレートして録音するので、間違えたところだけを直すことも可能です。
- この方法ですと、1日に4-8曲録音される方が多いです。
- バラ録音
- 一人ずつ取っていく方法です。演奏者のスケジュールが合わない場合などに。
- お勧め録音
- ドラムとベースを一緒に録音し、ギター、ボーカルの順に録音していきます。
- 演奏のジャッジをする人(演奏者以外の関係者、プロデューサーなど)がいない場合、一発録音だと演奏のミスに気付かない場合があります。この方法なら録りのないメンバーが演奏をチェックをすることができます。
- ドラムとベースを一緒に録ることで、時間短縮と、何よりノリが出ます。
タイムスケジュール例
8時間・一発録音・ドラム、ベース、ギター、ボーカルの場合
10:00 アズオン入り 楽器セット開始
ギター・ベースなどの音を作ったり、ドラムのチューニングをします。
マイクを通った音は、生音とは違ってきます。簡易的に録音された音を参考に、音作りを進めていきます。 |
11:00 サウンドチェック 音作り、仮ミックスのための練習録音開始
この時点での音質作りが作品に影響しますので、慎重に時間をかけて行います。
たとえば単品の楽器で聞くと音が良い場合も、全体で聞くとあまりよくない場合があります。すべての音とバンドのバランスが取れたときによい曲が生まれます。
この時、エンジニアは厳しくアドバイスをしていきます。
しかし、ベテランのバンドは大丈夫ですが、初めて録音される多くのバンドは音の運び方(アレンジ)で音がぶつかるケースが多いです。この場合は完成したCDを何度も聞いて、次の作品につなげてください。ここは、プロデューサーではない録音エンジニアは踏み込めない領域だと思っています。 |
11:30
仮MIXをして、作品が見えてきたら本番録音開始できます。
ボーカルやギターソロなどは後から重ねることもできます。
この時ボーカルにブースで歌ってもらい、演奏者にとって録音をしやすい環境を作ることもできます。ヘッドホンからボーカルが聞こえると、ノリが出る場合があるようです。
ただし歌いすぎは禁物!のどが枯れます。 |
12:00 昼休憩
エンジニアが休憩をさせていただく場合や、機材トラブルの場合は、録音料金には加算されませんので、ごゆっくり休憩してください。 |
15:00 一発録音終了、重ね録音(ダビング)開始
ギター、ボーカル、コーラスなどをブースで録音します。 |
17:00 録音終了 MIX開始
とり終えた楽曲の微調整を行います。効果音などを入れたい場合もこの時に行います。
流通するCDなどは数時間かける場合が多いですが、曲の原型としては30分もあれば完了いたします。それから要望などをお聞きして、バンドにとって最高のCDになるように調整します。
楽曲やバンドによっては時間がオーバーすることもあります。(追加料金 5250円/1時間) |
19:00 完成
CD-Rに焼いてお渡しします。〔1枚100円〕
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8時間で10曲録音するバンドさんもみえます。初めての場合、2-3曲がお勧めです。
3日間で4-7曲を録音するバンドさんが多いです。
流通するCDを作る場合、10日以上かけるバンドさんもみえます。
レコーディング料金
基本料金 |
7350円/1h
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パック 料金 |
8時間パック/52500円
3日間パック/126000円
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